サイクールの成分・特性について

資源循環保冷剤の意味とは何ですか？

植物残渣を原料として作られたポリマーをサイクールに使用し、使用後はサイクールを土壌に撒くことで、生分解され土に還ります。この土で育った植物が実り、ゆくゆくはサイクールの原料の植物残渣となります。

生分解性とは何ですか？

土壌などに含まれるバクテリアによって二酸化炭素と水に完全に分解されることを示します。

サイクールのメリットは何ですか？

従来の保冷剤の成分は石油由来1％水99％です。その1％の石油由来成分が原因で焼却処分しか選ぶことができず、成分のほとんどが水のため焼却にはかなりのエネルギーを使っていました。サイクールに変更することで、ご自宅の家庭菜園等に撒くことができ、廃棄にかかるCO2排出を抑制できます。

EF POLYMER™️の特性である保水性と保肥力はサイクールにもありますか？

実証実験を行ったところサイクールを入れた場合と入れない場合での差はありませんでした。ホームセンター等で販売されている培土は元々保水性と保肥力に優れており、3か月という短期間では大きな差が出なかったと思われます。

廃棄・二次利用について

どのように廃棄できますか？

廃棄する場合は各自治体の区分に従ってください。二次利用として、鉢やプランターなどの土壌に撒くことができます。

排水口に流せますか？

排水管が詰まる可能性がありますので流さず、廃棄してください。

家庭菜園に撒くとどうなりますか？

草花に影響がないことが確認できています。土壌内にて6か月で70％分解、1年で100％分解します。

1年間で土に還る保冷剤は、家庭菜園（プランターなど）にどのくらい入れていいものなのでしょうか？

6寸鉢(2.2L)に対してサイクール4個程度を上限としております。プランターや鉢への使用方法・手順については二次利用法をご確認ください。

土に還るなら人の家や公共施設に撒いてもいいのでしょうか？

不法投棄となりますのでおやめください。

袋も生分解性ですか？

袋は生分解性ではありません。プラスチックですので、廃棄する場合は各自治体の区分に従ってください。

サイクールを使用したところ植物が枯れてしまったのですが、責任を取っていただけますか？

大変申し訳ございませんが、弊社では責任を負いかねます。

その他

保冷効果はどれくらいありますか。また、従来保冷剤との冷却機能の差はどの程度ありますか？

従来の保冷剤と同じ保冷効果があります。詳しくは上記保冷機能のグラフをご確認ください。持ち帰り時間が30分程度のお客様は1～2個ご利用ください。それ以上持ち帰り時間がかかるお客様は保冷バッグもご利用ください。

普通の保冷剤との違いは何ですか？

従来の保冷剤は石油由来の原料を使用していましたが、サイクールは植物残渣から作られた植物性原料を使用しており環境性に長けております。また、従来と異なり生分解性も有するため、マイクロプラスチック汚染の心配なく土壌に撒くことで二次利用することが可能です。

食べても大丈夫ですか？

サイクールは食べられません。必ずお子様の手の届かない場所に保管してください。

保冷剤の使用期間はどのくらいですか？

約1年間を想定しております。

どこで製造していますか？

保冷剤原料の製造はインド、充填は日本で行っております。

その他問い合わせの際はどこに連絡すればよいですか？

下記電話番号にお電話ください。 岩谷マテリアル株式会社 生活用品部TEL:03-3555-3501